3年生の実験科目でPBLが始まりました

投稿者: | 2018年11月27日

11月15日(木)から3年生の電子通信工学実験の科目で,PBL(Problem Based Learning, Project Based Learning)の2回目が始まりました.本PBLは,熊本県工業連合会と本校の協働プログラムである「閃きイノベーション」の一環として行っており,今年度は地元企業のメイビスデザイン㈱様(https://maviss-design.com/)から課題を頂き,より実践的なものづくりとして,既製品の機能追加に取り組みます.

・より新しい,価値のあるもの,アイディアを自分達で創出していく.

・そのプロトタイプを完成させる,アイディアをモノとして実現させる.(GRIT;「やりぬく力」を身につける)

ことを掲げて行います.約9週間にわたって本課題に取り組みます.

第1週目のこの日は,課題理解,ファシリテーション技術の学習,そしてブレーンストーミングを行いました.3年生の学生たちは,プロジェクトグループに分かれ,課題を理解した後,日ごろ目にしている様々な身近な製品や,社会の移り変わりを感じている自分達の感性を頼りに,より社会ニーズを獲得できるだろう製品のアイディアを出し合いました.

※PBLは問題解決型の学習法で,従来の教室での講師による一方向の知識教授型授業ではなく,学習者が実際の問題(やプロジェクト)を解く過程を通して,学習者自らが問題解決に必要な知識を獲得,統合,実装して,実際的なスキル,知識,ノウハウ,暗黙知等を身につけていく学習法のことです.TE科では1~5年生の全ての学年で規模を違えながらPBL型の学習を行っています.特に3年,4年の実験科目で集中的に時間を確保して取り組んでいます.