情報通信エレクトロニクス工学科では、将来、情報通信、エレクトロニクスの分野で活躍する人材の育成を目指しており、下記に述べる能力と技術が習得できるように教育を行います。
基礎学力養成
技術者(エンジニア)や研究者になるには、その分野の基礎をしっかり勉強しておくことが必要です。そこで、情報通信エレクトロニクス工学科では、基礎学力として、以下のものの養成を行います。
- 数学と自然科学(物理や化学)の基礎的な学力
- 電気や電子に関する基本的な考え方や知識
- コンピュータを自由に使いこなす能力
専門技術の習得
専門科目として情報通信とエレクトロニクスについての基本的な学習をした後、さらに高度な学習をするために自分に合った(自分が好きな)コースを情報通信とエレクトロニクスから選びます。高専では、実験や実習の時間が多く、情報通信エレクトロニクスの実践的な能力を身に付けられます。また、最終学年の5年生では、卒業研究があり、学生は1年間、開発や研究に挑戦し、創造性の育成に励みます。
以上、情報通信エレクトロニクスの専門技術の習得について説明しましたが、数学や物理といった理科系や専門教科だけの勉強ではありません。
社会人として、自分の考えを正確に伝えること、また相手の意見を聞いて理解することは、とても重要で、とても難しいことです。そこで、日本語および英語によるコミュニケーション能力の養成に力を入れています。
また、国語や社会(歴史や経済)それから芸術(音楽、美術)など一般教養科目があります。